ニューヨーク合意
- 読み方
- ニューヨークゴウイ にゅーよーくごうい
- 同義語
- 対義語
ニューヨーク合意は、ビットコインのシステム変更を22カ国58社のマイナー・事業者などが合意したことを指します。2017年にニューヨークで調印が行われたため、この名前がつけられました。ニューヨーク協定・NYA・New York Agreementとも呼ばれています。
ニューヨーク合意の内容は、ビットコインに「Segwit2x」を実装すること・ブロックサイズを拡張するハードフォークを行うことの2点です。Segwit2xにはビットコインの取引処理能力を向上させる役割があり、実装すると決済や取引がスムーズに行われます。
また、当時のブロックのサイズでは小さく、世界中の取引に対応できずに決済に時間がかかるという難点がありました。そのため、決済環境を快適にするSegwit2xの導入とブロックサイズの拡張が検討され、多くのマイナーや事業者が支持したのです。