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ウォレットで一般的に使われる用語をまとめた用語集

DDoS

読み方
ディーディーオーエス でぃーでぃーおーえす
同義語
対義語

DDoSとは「Distributed Denial of Service attack」の略です。似た言葉としてDoS攻撃があり、こちらは「Denial of Service attack」の略です。直訳するとサービス妨害攻撃などとなります。

WEBサーバーに対して大量のリクエストを送信するなどして過負荷をかけ、サービスを停止状態に追い込む攻撃などのことです。特定の攻撃手法のことを指すのではなく、サービスの妨害や停止を目的とする攻撃全般のことを指す総称です。

DDoSの場合、分散という意味をもつDistributedがついていますので、分散DoS攻撃などと言われます。DoS攻撃は単体のコンピュータから行われるのに対して、DDoSは複数のコンピュータから標的に対して一斉にパケットが送られます。

黒幕の人物のコンピュータから直接パケットが送られるわけではなく、マルウェア感染などで乗っ取られて操作されている一般のパソコンが複数使われているため、犯人の特定が困難です。個々の管理者がマルウェアに侵入されないように徹底管理をすることが最善の対策であると言われています。

DDoS攻撃の主なターゲットは銀行業務システム、ネット通販プラットフォームなどオンライン生活でよく使われるサービスです。

2017年に仮想通貨市場は過去最高に盛り上がりましたが、取引所はDDoS攻撃に悩まされました。ポロニエックス(POLONIEX)などの大手仮想通貨取引所もDDoS攻撃の被害を受け、そのたびに障害が発生したり、アクセスができなくなったりしています。

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